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東洋のアマルフィ 新潟県糸魚川市の能生漁港 海にせり出す5段造りの家並み(動画)

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海にせり出す5段造りの家並み 東洋のアマルフィ「能生漁港」、山と海と人々が共存 産経新聞

新潟県の西の端、糸魚川市小泊地区にある能生(のう)漁港。

斜面に家々が密集する姿がイタリア南部の世界遺産「アマルフィ海岸」に似ていることから、「東洋のアマルフィ」とも呼ばれているそうです。

港はベニズワイガニで屈指の水揚げ量を誇っていて、古くから県内有数の漁村として栄えてきたといいます。

海にせり出すような家並みは、山の斜面を何段にも整地して建てられ、「5段造り」と呼ばれるそうです。狭い路地は迷路のようで、観光客にも人気だといいます。

山と海、そして、人。三位一体で育んできた港町は、古き良き日本の景観を今にとどめています。
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丸沼ダム、希少なバットレスダム 国の重要文化財 群馬県片品村(動画)

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90年の時が紡ぐ景観美 昭和から令和へ時代を刻む「丸沼ダム」は今も現役 群馬・片品村 産経新聞

尾瀬の玄関口の一つ、群馬県片品村にある丸沼ダム。
昭和6年に竣工(しゅんこう)された現役のダムです。当時の上毛電力による、丸沼貯水工事の一環として、大尻沼と丸沼の間に建設されたといいます。

水をせき止める鉄筋コンクリート製の「遮水壁」と、水圧を支えるための「控え壁」からなる構造は「バットレス式」と呼ばれているそうです。

同型のダムは国内に計8基が作られ、現存するものは6基、その中でも丸沼ダムは高さが32・1メートルと最大の規模を誇るといいます。平成15年には発電用ダムとしては初めて、国の重要文化財に登録されたそうです。

近年では、その珍しい構造や希少性が注目され、県外からも観光客が訪れているといいます。

昭和、平成、令和-3つの時代を生き続けるダム。多くの人たちの支えによって今日も活躍しています。
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悠久の時を刻む「セブンシスターズ」 英国南東部の白亜の断崖(動画)

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悠久の時を刻む「セブンシスターズ」 ハリポタなど映画ロケ地に 英国南東部の白亜の断崖 産経新聞

どこまでも真っ白な断崖が続く。すぐ横では放牧されたヒツジがのんびりと草をはんでいた――。

青い海峡の向こうにフランスを望む英国南東部。
白い岩壁は「セブンシスターズ」と呼ばれるそうです。
由来は7つある丘が7人の姉妹が立っているように見えるからだと伝わります。

1億年から6500万年前に海の生物の死骸が堆積。プレートの衝突や隆起、その後の波による浸食などで崖が形成されたといいます。その白さは死骸の成分、炭酸カルシウムによります。

ありのままの風景を楽しむことができる「フットパス」があり、崖の上も歩けるそうです。ロンドンから車で2時間ほどとあって、人気の観光地だそうです。
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巨大看板とインバウンドの織り成す風景 大阪・道頓堀(動画)

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立体看板ひしめく大阪・ミナミ インバウンドもてなす商店主らの思いがこもった美しい街へ 産経新聞

多くのインバウンド(訪日外国人客)が訪れる大阪・ミナミの道頓堀に3月、名物人形として知られる「くいだおれ太郎」の巨大立体看板が出現し、一層のにぎわいをみせているそうです。

街で聞こえてくる言葉も、英語、中国語、フランス語…と国際色豊か。

全長約6メートルの立体看板の背景には昔懐かしいネオン管を思わせる電飾が施され、夕闇が迫る道頓堀をきらびやかに彩っています。訪日客らが感嘆の声を上げ、スマートフォンを向けてさかんに撮影しているといいます。
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「モーセの道」 特攻の記憶も…鹿児島の知林ヶ島(動画)

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特攻の記憶も宿す「モーセの道」鹿児島の知林ヶ島【空中ルポ】
読売新聞

鹿児島県指宿市の無人島「知林(ちりん)ヶ島」は、毎年3~10月の大潮や中潮の干潮時、1日に数時間だけ砂州が現れ、薩摩半島と陸続きになるそうです。

歩いて渡れる道は長さ約800メートル。同市は道ができる時間を公式サイトで発信しており、多い日には600人以上が訪れるといいます。

海流がぶつかり砂が堆積することで生まれる「トンボロ」と呼ばれる地形。島が陸と結ばれることから、「縁結びの島」としても人気があり、ハート形のオブジェも設置されているそうです。

美しい景観が広がる砂浜のすぐそばにはかつて、指宿海軍航空基地があったといいます。太平洋戦争末期は水上機の特攻基地として使われ、多くの若者が特攻隊としてこの場所から出撃したといいます。
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ホッカイドウ競馬 ナイターレース開幕 輝くダート疾走 北海道日高町(動画)

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柵越しの肉体美、輝くダート疾走 北海道・門別競馬場ナイターレース開幕で1500人熱狂 産経新聞

「ホッカイドウ競馬」の名称で開催されている北海道営の地方競馬は、北海道日高町の門別競馬場が舞台だといいます。

人気の源にあるのは昨年で15周年の節目を迎えたナイトレース「グランシャリオナイター」。シーズン開幕の4月16日は地元や札幌周辺などから約1500人が集結。照明で輝くコースを疾走するサラブレッドの雄姿に胸を躍らせました。

ホッカイドウ競馬が始まったのは昭和23年。かつては道内6カ所の地方競馬場で開催していたが、巨額赤字が続いたため平成22年、門別競馬場に一本化されたそうです。

名物の「グランシャリオナイター」は、フランス語で北の夜空の道標となる北斗七星と、日高地方にある7つの町を表した愛称で、照明が当たった白砂のダートコースを疾走する様子がファンにとってはたまらないといいます。
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北斎も描いた富士と茶畑 競演(動画)

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北斎も描いた富士と茶畑  競演 外国人が思い描く日本の原風景
産経新聞

陽光が茶畑を照らす。新芽は輝き、ウグイスの声が響く。
幾何学模様を描く畝の先、残雪をかぶる富士の高嶺がそびえる――。

ざっと200年前、葛飾北斎が富嶽三十六景「駿州片倉茶園ノ不二」に描いた景色でもあるそうです。

夏も近づく八十八夜-。目の前に広がる茶摘み歌の情景。
富士と茶畑の競演が見られるのは、わずかしかありません。
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次代を照らし公団70年 住環境の改善を追求(動画)

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次代を照らし公団70年 住環境の改善を追求
産経新聞

「リフォームされているので、築年数の割に部屋もきれい。公園も整備されていて、住みやすいですね」

堺市北区の集合住宅「サンヴァリエ金岡」。
ここは、日本住宅公団(現UR都市機構)が初めて建てた公団住宅「金岡団地」が前身だそうです。

同公団は、戦後復興とともに進んだ都市部の住宅不足を解消するため昭和30年に設立され、今年で70年。当時は珍しかったダイニングキッチンや風呂、水洗トイレが導入され、これらの設備は全国に普及し、日本の住環境を一変させたそうです。

建築面でも新しい形式を採用。
「スターハウス」がその代表で、1フロアにつき3戸を上から見てY字形に配置。建物自体を景観のアクセントとするとともに、各戸とも3方向から通風や採光を確保できるデザインとなっているといいます。

老朽化で数は少なくなりつつありますが、令和元年には、東京都北区のヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)にあるスターハウスが団地の建築物として初めて国の登録有形文化財となったそうです。

公団住宅発祥の地、サンヴァリエ金岡には、当時の部屋を再現した空間があり、昭和の夢を今に伝えています。
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いのち輝く「白鳥の湖」新潟・瓢湖(動画)

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いのち輝く「白鳥の湖」新潟・瓢湖
産経新聞

新潟県阿賀野市にある「瓢(ひょう)湖は、1周約1200メートルの小さな湖。冬場に多くのハクチョウが渡来する「白鳥の湖」として有名だそうです。

もとは寛永2(1625)年の大干魃(かんばつ)の対策として造られた農業用水池。名前の由来は、かつて隣に小池があり瓢箪(ひょうたん)のような形をしていたからといわれています。

ハクチョウは毎年10月上旬に第1陣が飛来。
11月下旬のピークには5000~6000羽に達し、翌3月半ばごろまでに北帰行に旅立つといいます。

今季は昨年11月に過去2番目の9051羽を数えたそうです。

シーズン中は1日に3回、「白鳥おじさん」の愛称で親しまれる斎藤功さん(75)による給餌も行われているそうです。
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