海にせり出す5段造りの家並み 東洋のアマルフィ「能生漁港」、山と海と人々が共存 産経新聞
新潟県の西の端、糸魚川市小泊地区にある能生(のう)漁港。
斜面に家々が密集する姿がイタリア南部の世界遺産「アマルフィ海岸」に似ていることから、「東洋のアマルフィ」とも呼ばれているそうです。
港はベニズワイガニで屈指の水揚げ量を誇っていて、古くから県内有数の漁村として栄えてきたといいます。
海にせり出すような家並みは、山の斜面を何段にも整地して建てられ、「5段造り」と呼ばれるそうです。狭い路地は迷路のようで、観光客にも人気だといいます。
山と海、そして、人。三位一体で育んできた港町は、古き良き日本の景観を今にとどめています。