映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

星新一

NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「善良な市民同盟・前編/後編」

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番組HPより)
幼い頃から手癖が悪かった悪徳不動産会社のセールスマン。その運命が「善良な市民同盟」という謎の組織との出会いで大きく動き出す…

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悪徳不動産会社のセールスマンの男が、「善良な市民同盟」という謎の組織に加わるお話です。

主人公の男は、不動産の営業で訪ねた家に住む老人から、組織のことを聞き、この組織が1年後の「審判の日」に向けて、秘密裏に活動していることを知ります。主人公は、加入する条件のひとつの約束を守ることを誓い、この組織に加わることに...。

これを機に心を入れかえた主人公は、幸せな日々を送っていましたが、審判の日が迫るにつれ、ある不安が募り、再び老人を訪ねて打ち明けたところ、主人公の運命は大きく変わりました。

そして審判の日を迎えますが、組織の目的や老人の正体が明らかになり、意外な結末で面白かったです。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「処刑・前編/後編」

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番組HPより)
地球で罪を犯した男が送られたのは、流刑の地とされた赤い星。手元には、銀色の玉がひとつだけ…。

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2032年、裁判で処刑の判決を受け、流刑の地である赤い星に送られた男のお話です。

乾いた砂漠が広がる何もないその星で、男には銀色の玉が一つ与えられていました。この銀色の玉は、人工サボテンと呼ばれる装置で、ボタンを押すと中から水が入ったコップが出てくるのですが、ある回数を押すと内部の小型爆弾が爆発するというものでした。

爆発までの回数は決して知らされず、いつ起こる分からない爆発におびえながらボタンを押し、出てきた水で渇きをいやす日々を送る男の苦悩を映していました。

そして終盤、男はボタンを押す行為はあることと同じだと気づくのですが、その男の気づきに、人間の悲しい性(さが)を感じました。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「ボッコちゃん」

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番組HPより)
ボッコちゃん(水原希子)はバーのマスター(古舘寛治)が作った人型ロボット。見た目は美人だが、能力はいまひとつ。ほとんど人の言うことをオウム返しすることしかできない。それでも、ベテランホステスを横目にたちまち店の人気者に。そんなある日、父親に連れられて一人の青年がバーにやって来る…

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人型ロボットの女の子がバーで働くお話です。

相手の言うことを真似て言い返すぐらいしか会話はできないものの、その美貌に魅了されるお客が続出して、店の人気者に。
お客に勧められてロボットが飲んだお酒は、チューブを通って容器に回収される仕組みになっていて、その回収したお酒をまた他のお客に出して費用を浮かせることもでき、売り上げが上がって、バーのマスターはご満悦でした。

ある日、親子の2人が店を訪れ、その息子の男がロボットの女の子に一目ぼれをし、彼女に会うために毎日通うように...。

男は彼女への思いを募らせて通い続けるのですが、ある時、オウム返しで言うことしかできない彼女の言葉を真に受けて思わぬ行動をしてしまい、それが大きな事態を招いて思いがけない結末でした。
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​NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「逃走の道」

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番組HPより)
2人組の強盗が警察から逃げるために列車に飛び乗るが、その列車は何かがおかしかった…。

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強盗犯の2人組の男が列車に逃げ込むお話です。

男たちは臨時の夜行列車に飛び乗ることができてひと安心しますが、
その列車にしだいに違和感を覚え始めます。

一つは、他の乗客が乗っているのですが、誰ひとり身動きしていないことで、やがて乗客の正体に気づいて男たちは混乱します。電話で通報しようとしますが...。

終盤、その列車が何なのかが明らかになり、じつはある特殊な列車で、意外な結末でした。場面場面で流れるクラシックの悲しい調べが印象的でした。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「買収に応じます」

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番組HPより)
42歳独身。とある会社の係長補佐で、中学、高校、大学と野球部で補欠だった野球オタクの男。何かをしたつもりで貯金箱にお金を貯める「つもり貯金」が最大の趣味であり、生活の中心だった。そんな男の目の前に、ある日突然、死神が現れ…

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冴えない会社員の男の前に、死神が現れるお話です。

平凡な毎日を送る男は、貯金が趣味で、観光地などに行ったつもり、見たつもりになる「つもり貯金」で、コツコツお金を貯めることを楽しみにしていました。

そんな男の前に、ある日突然、死神が現れるのですが、男と死神との間で、ある買収の契約を交わすことに...。

この死神が怖いイメージでなくコミカルな奴でしたが、男にとっては笑えない相手で、最後に男が途方に暮れてしまってブラックユーモアなお話でした。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「鍵」

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番組HPより)
ある日、男が拾ったひとつの鍵。とりつかれたように男は、その鍵に合う鍵穴を探すのだが…

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夢のない1人の男が、道端で鍵を拾うお話です。

男はその美しい鍵を拾ってから、用事でどこかに出かけるとその鍵に合う鍵穴を探すようになり、近辺では飽き足らず、世界中を旅するように...。

それでも鍵穴は見つからず、どうしても鍵を開けたい男はある行動を起こします。すると、思いがけないことが起こり、落とし主や何を開く鍵なのかが明らかになって、不思議で意外な結末のお話でした。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「もてなし」

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番組HPより)
うだつのあがらない男が、ある日「ブルギさん」になったことで日常が一変し、夢のような毎日が…

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何をやってもうまくいかない男が、バーで出会った男性からの誘いで「ブルギさん」という者になるお話です。

男は、「ブルギさん」とは何かも分からずに誘いを受けて、1つのバッジを手渡されます。

そのバッジを身に着けてから、日常が変わり始め、見知らぬ人から「ブルギさんのためなら」と、食事をおごってもらったり、デートに誘われたり、商談をまとめてもらったり、夢のような日々を過ごします。

そんな日々にすっかり慣れていた2か月ほどたったある日、1人の男性が現れて、ブルギさんとは何かが明らかに...。

なぜみんながブルギさんのために親切にしてくれたのかが明かされて、思いがけない結末でした。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「ずれ」

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番組HPより)
人生に絶望した青年が、どんなものでも届けてくれる「シューターサービス」に頼んだものは…!?

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未来の世界で、あるマンションに住む男が、どんなものでも届けてくれる「シューターサービス」に依頼するお話です。

生きることに疲れたその男は、シューターサービスにあるものを注文するのですが、その頃、同じマンションの他の部屋でも、何人かの住人たちがそれぞれシューターサービスを利用しようとしていて、その住人たちもいろいろと事情を抱えている人たちでした。

別々の部屋で起こることが同時進行で進むのですが、それぞれの部屋で予想外のことが起こり、思いがけない結末となって面白かったです。
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NHK星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「夜と酒と」

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番組HPより)
友人も恋人もいない孤独な男。ある日、部屋で一人酒を飲んでいると、どこからともなく女性が現れる…。

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孤独な男と、不意にアパートに現れた女性との交流を描いたお話です。

その女性はなぜか男が酒を飲むと姿を現し、毎晩、2人は会話をしたりゲームをしたりして楽しい日常を過ごしていました。

ある日の日中、公園のベンチで1人の女性に出会いますが、その女性が酒を飲むと現れた女性に瓜二つで...。

幻想と現実のはざまを行き来しているような不思議な感覚になるお話で、面白かったです。
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