塩江美術館で開催中の「太田仙鳩書展」→お勧めします!

- 今日の出来事

今日は水曜日でOFF日。今日もアヴィーちゃんを連れて脇町の台湾料理「鴻順」でタイムランチ(塩ラーメン、大きな唐揚げ、炒飯で830円)を食べて、その後キョウーエイに車を置かせてもらって吉野川沿いを散歩した。楽しそうに歩くのでつい甘やかしてしまう。1時間ほどいて帰路に。帰りにカフェに寄ってケーキセットを… その後、塩江美術館に寄って開催中の「太田仙鳩書展」を観賞した。実のところ案内のポスターの渦潮のようなまるまるを見て、これは観に行くほどではないと軽く考えていたのだが、まあ今日は遠回りしたら行けるということで無駄にして行ってみたら、おっと~ いいではないですか‼ この展覧会のテーマみたいなものがナスカの地上絵を文字に置き換えて捉えたというのがコンセプトになっているように思えた。韓国のハングルの書もあったが、何より調和体書が今まで見たことのない表現法でまず、非常に読みやすい楷書に近い書で調和体の始祖の金子鴎亭の考えた隷書体の容貌をひらがなに取り入れたあの雰囲気に似ていて、むしろそれより良い。調和体=(漢字かな交じり書)とはこうあるべきと教えられた感があった。親子書きも調和がいい。屏風に巌谷一六の書いた円筆法の臨書もいい。行草体では莞耿社の臭いがした。柴野栗山の詩や、恩師の後藤芝山の詩も書かれていた。機会があればぜひ観賞してみてください。
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