映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

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NHK 滝藤賢一が行く!南アフリカ珍奇植物紀行

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番組HPより)
人智を超えるキテレツで個性的な形の「珍奇植物」の世界が今、熱い!この不思議な形と生態は極度の乾燥など過酷な環境に耐えうるために生まれた。俳優・滝藤賢一さんは10年来の筋金入りの珍奇植物マニア。滝藤さん憧れの地は南アフリカ。アフリカの荒涼な大地に圧倒的迫力で自生する珍奇植物の数々との出会いを求めて、滝藤さんが旅をする。

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俳優・滝藤賢一さんが、不思議な姿や生態の「珍奇植物」を求めて、南アフリカを旅した回です。

滝藤さんは、自宅に600鉢以上の珍奇植物がある、筋金入りの珍奇植物マニアで、珍奇植物の宝庫・南アフリカの自生地を訪ね歩いて、とても楽しそうでした。

現地では、いろいろな珍奇植物に出会いました。
動物に食べられないように石そっくりな植物や、雨など水がかかると回転しながら地面に潜る種、ハーフマンと呼ばれる人の姿に似た植物など、何とも摩訶不思議な植物ばかりした。

南アフリカの強い日差しや、ほとんど雨の降らない乾燥した大地など、過酷な環境に適応して、こうした多種多様な姿や生態に進化したということです。

今、南アフリカでは開発が進んで、国土の8割を畑や牧場が占めたり、珍奇植物が盗掘されたりして、多くの植物が絶滅の危機に瀕しているということです。
もう一部の限られた場所でしか自生していない珍奇植物が幾つもあり、保護活動の取り組みも行われていて、かけがえのないものに感じられました。
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​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「佐賀・佐賀市~佐賀市をさがしているカフェ」

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番組HPより)
よく「佐賀は何もない」と言われる佐賀市で訪れたのは、佐賀市を「さがし」ているカフェ!探せば佐賀に魅力あり!

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、佐賀県佐賀市にあるカフェを訪れた回です。

そのカフェは、大正10年築の元商家だという2棟つながった木造建築で、白壁がきれいな堂々とした佇まいの建物でした。

今はカフェの他、フォトスタジオや貸衣装屋などが入る複合施設として利用されていました。

お店の人たちにうかがうと、じつはカフェを営んでいるのはIT企業で、この建物を再生するため、畑違いの飲食に初参入し、試行錯誤をしながら営んでいるということでした。

その社員の方々は、『「佐賀は何もない」と言われるが、探せば探すほど魅力が出てくるのが佐賀のいいところ』だと話して、つねに何かを探しながらいろいろな取り組みをされていて、深い佐賀愛を感じるカフェでした。
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NHKドキュメント72時間「鹿児島空港 旅立ちの春に」

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番組HPより)
春、旅立ちの季節に鹿児島空港に密着する。出会いと別れ、人生という物語が凝縮される瞬間を3日間、見つめ続けた。

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3月下旬、鹿児島空港を行き交う人々を見つめた回です。

展望デッキで就職する息子が乗る飛行機を見送る母親や、親戚一同20人以上に盛大に見送られる看護師になる女性など、さまざまな出会いや別れの風景がありました。

その中で、幼い頃からの親友が就職で東京に旅立つということで、サプライズで見送ろうと待っている2人の若い男性がいました。

本人に知らせずに朝早くから待っていた2人は、空港ロビーに現れたその旅立つ男性と再会。サプライズは大成功で、その男性は「誰も見送ってくれないと思っていた」と言って、NHKの撮影付きで2人に見送られて、とても嬉しそうでよかったです。
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​NHK歴史探偵「平安のスーパースター 空海」

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番組HPより)
平安時代の名僧・空海の実像を徹底調査。日本の危機を救った空海の教えにインドネシアで発見された秘仏から迫る!日本各地およそ3000か所に伝わる空海伝説の真相も取材。

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平安時代の僧、弘法大師・空海の実像に迫った回です。

空海は、31歳で唐に渡って密教を学び、44歳で密教修行の拠点として高野山を開いたということです。

空海を上皇がほめたたえるほど、すごい人気だったそうですが、なぜ人々に強くしたわれたのか?
それは空海が「即身成仏」という教えを説いたことにあり、その教えは「人は生きながらにして仏になることができる」「人は生きている間に救われる」というもので、当時、疫病や飢きんに苦しんでいた平安の人々にとって生きる支えになったということです。

また空海が、密教を広めるために使っていたツールが「マンダラ」で、密教の世界観を絵で表現することで分かりやすく伝えたそうです。

日本各地には空海にまつわる伝説が約3000も伝わっているそうですが、それらの伝説誕生には「高野聖」と呼ばれる高野山の僧が関わっていると考えられるそうです。

当時、高野山に落雷があって多大な被害を受け、再興の資金を募るために高野聖が全国を巡って寄付を集め、そのとき空海の話を伝えたことで各地で伝説が生まれたと考えられるそうです。こうした伝説もあって、空海がスーパースターになっていったことが分かりました。
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NHKダーウィンが来た!「謎の恐竜王国ゴンドワナ」

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番組HPより)
最新研究から見えた謎の恐竜王国ゴンドワナ。南米やアフリカなどを合わせた古の超巨大大陸で、常識を覆す奇妙な恐竜が相次いで発見されている。その意外な姿や暮らしとは?

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かつてのゴンドワナ大陸にいた恐竜の姿や暮らしに迫った回です。

これまで私たちがよく知る恐竜は、北半球にかたよっていたそうです。
最近、かつてゴンドワナ大陸だった場所(南米やアフリカ、オーストラリア、南極など)から次々と化石が見つかり、恐竜の新たな姿が見えてきたということです。

CGで再現したゴンドワナで見つかった恐竜の中には、首から何本もトゲが生えたものや、歯が飛び出たものなど、ユニークな姿をしたものもいました。

その中で、スピノサウルスは、水かきを持ち、泳いでいた可能性があるそうです。
これまで恐竜はあくまでも陸上で暮らす生きものだと考えられてきましたが、そんな恐竜の常識をくつがえす水中生活をしていたと考えられるということでした。

ゴンドワナで次々に見つかっている化石から、恐竜の新たな一面が見えてきて、恐竜世界が広がるお話でした。
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​NHK美の壺 600回記念!「能」

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番組HPより)
観世家に伝わる極上の「能面」を大公開。舞台を彩る「能装束」。幽玄の美を生み出す「能舞台」。

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能の魅力に迫った回です。

世界最古の演劇とも言われる能。
600年前、能楽師の世阿弥が、能の源流を作り上げたということです。

番組では、能を構成する「能面」「能装束」「能舞台」の3つを取り上げ、その魅力に迫りました。

能面は、「面(おもて)」と呼ばれるそうです。
翁面、女面、泥蛇など様々なものがあり、それぞれ深い感情を宿しているような美しいお面でした。

装束は、金糸や銀糸を使った豪華絢爛なもので、贅が生み出す幽玄の世界を醸し出しているということです。

一方、舞台には、余計なものをそぎ落とすことで生まれる美があるということです。

広島・宮島にある国内で唯一、海に浮かぶ能舞台では、毎年秋、潮が満ちる満月の夜に、能の舞が行われるそうです。月明りの下、波のゆらめきが光で反射して映る舞台で、華麗な舞が行われて、何とも幻想的でした。
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NHK植物に学ぶ生存戦略(9)

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番組HPより)
山田孝之による異色の植物番組、第9弾。植物の謎の生態を大胆な擬人化で描く。裏の顔を持つ植物、神出鬼没の植物、惑わせる植物。なぜ?日本植物学会・特別賞受賞。

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植物の生存戦略を、独特の擬人化で描いた番組の第9弾です。

今回は、「トマト」「ヒガンバナ」「ハクサンカメバヒキオコシ」の3つの植物について、独特な切り口とユーモラスな演出で解説があって面白かったです。

この中で、ヒガンバナは、「幽霊」に例えて解説がありました。

秋のお彼岸の頃に花を咲かせるヒガンバナは、別名、死人花、葬式花、地獄花、幽霊花とも呼ばれるそうです。

その咲き方は、発芽から開花までわずか1週間で、他の植物と比べると驚異的な速さだそうです。そして、花が枯れるのが早いのもヒガンバナの特徴で、わずか1週間ほどで消えてしまうそうです。パッと現れてすぐに消えてしまう、まさに幽霊のようだということでした。

植物たちが熾烈な生存競争を繰り広げる春には咲かず、他のライバルの植物が消えた秋にひっそりと花を咲かす、独自の生存戦略でした。
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​NHKダーウィンが来た!「多摩川のアイドル イタチ子育て大追跡!」

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東京多摩川シリーズ第6弾。イタチの子育ての世界初撮影に挑んだ取材班。大雨による増水など苦労の末に見つけた現場は意外な場所だった。多摩川イタチの子育てに密着!

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東京・多摩川の河川敷で、イタチの子育ての撮影に挑んだ回です。

イタチは警戒心が強いため観察が難しく、どのように子育てしているか、分かっていないことが多いということです。

今回、動物カメラマンが、巣を見つけようと、イタチが現れそうなところに見当をつけて粘り強く観察を続けましたが、なかなか困難でした。

そんなとき、人家の近くでイタチを目撃したという話を聞き、その辺りを重点的に調べたところ、イタチが頻繁に出入りしている場所を発見。意外な場所を巣として利用していて、子育ての一端を観察することができました。

子育ての間、イタチの親子が一緒に過ごすのは、わずか3か月ほどだそうです。
ある日、独り立ちしたイタチの子が、母親から教えてもらった狩場で、魚を一生懸命追いかけて捕まえる様子が見られて、小さな体でたくましく生きるイタチの強さを感じました。
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​NHKさわやか自然百景「北海道 厳冬 屈斜路湖」

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番組HPより)
日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖では、冬、厳しい寒さにより「寄せ氷」や「フロストフラワー」など氷の造形が現れる。冬、火山の恵みを受けながら暮らす生きものたちを見つめる。

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冬、北海道・屈斜路湖の自然を見つめた回です。

屈斜路湖は、火山活動で誕生した日本最大のカルデラ湖だそうです。

厳冬期、氷の張る湖では、花のように開いた氷の結晶「フロストフラワー」が見られ、日が昇り気温が上がると消えてしまう自然の造形が、はかなく神秘的でした。

そんな厳しい寒さの一方で、湖畔の森では火山の地熱で雪が解けて地面が露出している場所があり、冬でも植物が顔を出すため、エゾシカなど動物たちの貴重な食事場所になっていました。

また、地熱で温かい地面では、真冬でも盛んに鳴くコオロギや動き回るクモが見られました。こうした虫は本来は寒さで活動できませんが、ここでは真冬でも活動しているそうです。

その虫たちを狙って鳥たちも集まり、火山がつくる独特の環境が、厳しい冬を乗り越える多くの生きものを支えていました。
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