映画・テレビ鑑賞

観た映画・テレビの感想やメモを簡単に書き留めています。映画は主にテレビで鑑賞。 ・・・

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​NHK藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン2「マイシェルター」

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番組HPより)
男(浜野謙太)は妻(安達祐実)と子供ふたりの家族思いのサラリーマン。ある晩、居酒屋で隣席の客(田辺誠一)が話しかけてきた。男がマイホームのための土地を買ったと告げると、核戦争の恐怖をまくしたてられ、核シェルターを強く勧められる。

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マイホームを持つ夢がある主人公が、ある日、居酒屋で出会った客から核シェルターを勧められるお話です。

主人公は最初、「核戦争なんて起きるわけがない」と相手にしませんでしたが、段々と核の恐怖におびえるように...。

居酒屋の客が、ある本当の理由があって主人公に声をかけたことが最後に明らかになり、意外な結末を迎える壮大なお話でした。
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​NHK藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン2「鉄人をひろったよ」

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番組HPより)
初老の男(風間杜夫)が帰宅途中、川辺の茂みに男が倒れているのを発見する。大怪我を負った男から、老人はリモコンのようなものを託される。携帯電話のようなリモコンに向かって話しかけてみると、現れたのは巨大な鉄製ロボットだった。

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ある日、初老の男性が、川辺で倒れている男性からリモコンを受け取ったところ、巨大な鉄製ロボットがついてきたお話です。

男性は、最初は当惑しますが、リモコンで命令するとロボットは素直に従って、犬みたいで可愛いと思えるように...。

しかしこのまま家に居させることはできないため、どうしたものかと考えあぐねた末に、男性はある決断して、ロボットの幸せを彼なりに考えた結末でした。
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​NHK 高速を降りたら

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番組HPより)
地方の病院。父のベッドを囲む三姉妹の娘たち。深夜に父の容体が急変。三姉妹はそれぞれの夫を呼び出すことに。三人の夫たちは一台に相乗りし病院を目指す。「男らしさ」で誇示し合うオギノ・トミタ・コマキの三人。しかし、それぞれ秘密もあって……。

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三姉妹の娘たちの父親が危篤になり、深夜、三人の夫たちが1台の車に乗って病院に向かう過程を描いたドラマです。

「男らしさ」がテーマになっていて、病院に向かう途中の車内で、夫たちが、自分が仕事ができることや、周りから慕われていることなどを誇示し合うのですが...。

ほぼ車の中で物語が進行するのですが、三人の夫が抱える秘密の発覚や言い争いなど、いろいろなことが起こってスリリングでした。最後は感動的で、ちょっとしたオチもあって面白かったです。
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​NHKドキュメント72時間「愛媛・今治 昭和から続くサウナにて」

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番組HPより)
100℃を超える熱さで、体からしたたる汗。今回の舞台は、老舗のサウナ。タオルや造船で知られる愛媛県今治市にあり、長年、工場などで働く男たちに親しまれてきた。昭和から続くサウナにカメラを据え、男たちの日常を見つめる。

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愛媛県今治市にあるサウナで過ごす人々を見つめた回です。

昭和から続く男性専用の老舗サウナで、常連さんを中心に多くの方が訪れていました。

室温100℃のサウナで世間話をしながら過ごした後、水風呂へ入ったり、休憩室でリクライニングチェアでくつろいだり、店主手作りの食事を裸で食べたりして、思い思いに長い時間過ごされていて、とても居心地よさそうでした。

そんなお客さんの中に、関東から移住してきた若い男性がいましたが、その方は将来、自分で宿をつくってみたい夢があって、このサウナの「はやりとかに乗らず、ただただ毎日、お店を開けて、営業して、閉めて、また開けてというのをずっと繰り返してる感じはいいなあ」と話していたのが印象的でした。
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​テレビ東京 横山秀夫サスペンス「ペルソナの微笑」

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番組HPより)
山梨県警本部の強行犯捜査係は3つの班で構成された最強の捜査集団。
一番の検挙率を誇る一班の朽木泰正(仲村トオル)。朽木の推薦で一班配属となった若手刑事の矢代勲(風間俊介)は、普段こそ周囲に明るく振舞っているが、実はあるトラウマで心から笑えなくなっていた――。そんな折、厚木北署管内でホームレスが青酸カリで毒殺されたとの一報が。朽木は16年前の事件との関連を疑う。

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再放送を視聴。
山梨県警の若手刑事が、16年前の未解決事件を再捜査する物語です。

神奈川でホームレスが青酸カリで毒殺される事件があり、班長は、16年前に山梨で起きた青酸カリによる毒殺の未決事件との関連を疑い、部下の主人公に担当させて、16年前の事件をもう一度洗わせます。

主人公が、その16年前の事件を粘り強く調べていくと、少しずつ新たな事実が浮かび上がってきて、神奈川で起きた事件との関連も見えてきて、ある時、主人公は自分なりの答えを導き出します。

事件の真相は意外なもので、班長がなぜ主人公にこの事件を担当させたのかということにも関係していて、奥深いお話でした。
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NHK岸辺露伴は動かない「ジャンケン小僧」

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番組HPより)
「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした荒木飛呂彦の同名漫画のドラマ化第3弾!高橋一生演じる漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇妙な事件にヘブンズ・ドアーを使って挑む。

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漫画家・岸辺露伴が、ジャンケンが好きな少年に遭遇するお話です。

出会った少年は、主人公の漫画の大ファンで、ちょっと理屈っぽいものの、ジャンケンが好きな普通の子のように最初は思われました。

ところが、ある時から少年が豹変し、いろいろなことにかこつけて、主人公にジャンケンで決めようと言ってからんできて、2人がジャンケン勝負をすることに...。

前回とつながっているお話で、前回の劇中で少し話題になったことが今回の出来事に関係していました。少年にはある不思議な力が宿っていることが分かり、主人公が追い込まれてゆきます。

グー・チョキ・パーのどの手を出すか、相手の裏の裏をかくように互いに読み合って心理戦が面白かったです。

最後は、ともあれ一件落着して、今回の事件がきっかけで、今度の新作のネタができたようで何よりでした。
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NHK岸辺露伴は動かない「ホットサマー・マーサ」

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番組HPより)
「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした荒木飛呂彦の同名漫画のドラマ化第3弾!高橋一生演じる漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇妙な事件にヘブンズ・ドアーを使って挑む。

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漫画家・岸辺露伴が、ある神社を訪れてから、奇妙な事件に巻き込まれていくお話です。

タイトルの「ホットサマー・マーサ」は、主人公が描いたキャラクターで、そのデザインを巡って編集者の女性と意見が分かれていたところでした。

ある日、主人公は、神社の裏にある祠(ほこら)で鏡を見つけますが、それから異変に次々と気づくように...。

何が起こっていたのか段々分かってきて、やがて真相にたどり着きますが、とても不可思議なお話でした。最後の、キャラクターデザインを巡る話のオチも面白かったです。
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NHKガラパゴス 後編

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番組HPより)
刑事・田川信一(織田裕二)は鑑識課の木幡(桜庭ななみ)とともに、生前の仲野定文(満島真之介)の足跡をたどって彼が派遣労働者として働いていた各地の勤務先を訪ね歩く。

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後編を視聴。
5年前に殺害された身元不明の男性を調べていた主人公と女性刑事は、男性が沖縄出身で派遣労働者だったことを突き止め、彼の生前の足跡をたどります。

男性は勤めていた各地の勤務先を訪ね歩き、関係者から聞き込みを続けていくと、少しずつ男性の身の周りで起こっていたことが分かってきて、事件の背景にあるものが浮かび上がってきました。

そして終盤、ずっと分からなかった男性が残した謎の数字が、何を示すものであるかついに分かり、実行犯や黒幕と考えられる人物と対峙し、決着を迎えました。

ガラパゴスという日本の社会が独自の方向に進んだ結果、引き起こされた事件で、時代の波にもまれながらも懸命に生きた1人の派遣労働者の切ない物語でした。
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NHKガラパゴス 前編

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番組HPより)
捜査一課継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。

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前編を視聴。
5年前、身元不明の男性が自殺に偽装されて殺害された事件を捜査する社会派の刑事ドラマです。

主人公は、地取り・鑑取りの鬼と呼ばれたベテラン刑事の男性で、洞察力は鋭いのですが、人間味があって親しみを感じる人物でした。鑑識課の女性刑事とともに地道に歩き回って調べて、じわじわと真相に迫っていく感じが面白かったです。

主人公らは、男性の遺体があった団地の部屋に、ある漢字と数字が書かれた紙切れを発見。このうち漢字の情報から、やがて男性の身元にたどり着きます。
一方、数字の情報は、何を示すものか一向に分からず、この数字が一つのカギとなるようでした。

終盤に、タイトルの「ガラパゴス」に関して触れる場面があり、ガラパゴスは、日本独自の携帯やハイブリッド車など、国際標準とは違う仕様で独自に進化した日本製品を表したものでした。
この日本独自の製品を生産し続けたことで、ある社会問題が生じたことが、今回の事件の背景にありそうで、後編で大きな話になってきそうです。
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