秋深し朱色に染まる渡島富士 北海道・駒ケ岳(動画)

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秋深し朱色に染まる渡島富士 北海道・駒ケ岳
産経ニュース

北海道の駒ケ岳(標高1131メートル)を紹介しています。
函館から北へ約40キロ、内浦湾に面する渡島半島東部に位置し、森、鹿部、七飯(ななえ)の3町にまたがる山。

富士山と同じ「コニーデ式活火山」に分類され、かつては似たような円錐(えんすい)形だったといいます。

現在のなだらかな尾根と、鋭い山頂を持つ姿になったのは、江戸初期の寛永17(1640)年。大噴火で山頂部が崩落したため。非対称で独特な形状となったといいます。地元の人々は今も、噴火前の山容を愛しむように「渡島富士」と呼んでいるそうです。

映像では、秋が深まる中、朝早く、大沼国定公園から望むと、朝日と紅葉で山肌が朱色に染まる駒ケ岳が、寛永の大噴火で出現したという湖に映り込んでいます。
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