白銀の鉄軌道王国 富山を駆ける(動画)

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白銀の鉄軌道王国 富山を駆ける
産経ニュース

富山県は「鉄軌道王国」と呼ばれているそうです。

県内の全市町村に鉄道が通っていることが理由の一つだといいます。
全ての自治体、10市4町1村に駅があるのは都道府県で唯一。路線は計12あり、観光路線もありますが、多くは生活路線だといいます。

鉄道網の充実に大きな役割を果たしたのが、富山地鉄。
昭和5年の設立時から県内のどこからでも中心部への移動を1時間以内にしようという「一県一市街化」構想で路線を整備してきたといいます。

現在、こうした路線も社会や生活の変化に直面しており、少子高齢化や自動車の普及などで、利用者が減少しているといいます。

状況は厳しいとのことですが、新線を敷いて路面電車を環状線化するなど、一時100キロを割った営業路線の距離は108.4キロにまで復活しているといい、雪国の地方鉄道は、地元と人々の鉄道への愛を燃料に走り続けています。
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