「甑はひとつ」変わる島の生活 鹿児島、大橋開通から1年(動画)

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「甑はひとつ」変わる島の生活 鹿児島、大橋開通から1年
産経ニュース

鹿児島県薩摩半島の西にある長さ約38キロの小さな列島、甑島列島をつなぐ甑大橋(こしきおおはし)を紹介しています。

列島は上甑島、中甑島、下甑島の3島で成り立ち、ユネスコの無形文化遺産に登録された伝承行事の「トシドン」や、テレビドラマ化された人気漫画「Dr・コトー診療所」の舞台としても知られるといいます。

昨年8月、中甑、下甑島間に長さ1533メートルの甑大橋が開通し3島が陸路でつながったそうです。

橋の整備以前、甑島の島々は「近くて遠い島」と言われ、鹿児島県本土と各島を巡回する定期船がありましたが、本土と島との往来が主で島間での自由な移動はできなかったといいます。

青く透き通った海と急峻な緑の山肌。穏やかな洋上をまっすぐに延びる巨大な橋。「近い島」が本当に近くなり、島民の生活も変わりつつあります。
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