「八角トンネル」今も汽笛の余韻 熊本県美里町(動画)

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「八角トンネル」今も汽笛の余韻 熊本県美里町
産経ニュース

熊本県美里町、二俣橋近くにある通称「八角トンネル」を紹介しています。

大正4年に開業し、南熊本駅(熊本市)-砥用(ともち)駅(現美里町)間の28・6キロを走った「熊延(ゆうえん)鉄道」の数少ない遺構のひとつ。昭和39年に自動車の普及などにより廃線となったといいます。

八角トンネルは正確にはトンネルではなく、落石から列車を守る「屋根」だったそうです。筒状にせず、輪切り状の構造物を7基連ねたのは、少しでも経費を削減しようとしたためらしく、なぜ穴の形が八角形になったのかは、はっきりしていないといいます。
コケむした姿は、まるで南米の古代遺跡のようです。
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