改札出たら10歩で温泉　元無人駅に新幹線を…JR動かした山形の町
朝日新聞

山形新幹線高畠駅（山形県高畠町）の改札脇には、赤文字で「ゆ」と書かれた青いのれんがかかっているそうです。

新幹線に急ぐスーツ姿の乗客と入浴道具を抱えた風呂上がりの人らが時折すれ違う不思議な空間。

温泉施設を併設する駅は全国に数十カ所ありますが、新幹線駅に直結する温泉は珍しいといいます。

アルカリ性単純温泉で、筋肉痛などを和らげるとされます。本数が少ない在来線の待ち時間に利用する人も多く、温浴中に時を忘れないように浴場の壁には時計があるそうです。