水族館からラッコいなくなる？　国内に3頭…「今のうちに」来場殺到
朝日新聞

福岡市東区のマリンワールド海の中道で３月３０日、ラッコの「リロ」の１６歳の誕生祭があったそうです。全国からラッコファンが駆けつけ、約５００人が来場したといいます。

国内の水族館で、ラッコが見られなくなる可能性が高まっているそうです。飼育頭数は１９９０年代に１２０頭を超えましたが、３０年で激減し、首都圏の水族館からは姿を消したといいます。

残るは福岡県と三重県の２施設で飼育される３頭のみ。「今のうちに」と全国から来場者が訪れているそうです。

国内に残る３頭は鳥羽水族館（三重県）のメスの１５歳のキラと１８歳のメイ、マリンワールド海の中道のオスの１６歳のリロ。国内の３頭は人間なら「高齢者」の域に達しつつあり、繁殖は極めて難しいといいます。