酒の小瓶や人形の瞳がきらきら 30年集めたレトロ雑貨あふれるお店
朝日新聞
魔窟。大阪・ミナミの味園ビルはそう呼ばれたそうです。
日本最大級のキャバレーやホテルを擁すも、既に閉鎖。個性的な飲み屋が集まった2階もほぼ全ての店が昨年末で営業を終了。令和に残った昭和のビルの記録です。
大阪・ミナミの味園ビル2階にあった「ニューコンコルド」。
店主の石野奈緒さん(48)が好きで集めた昭和雑貨で部屋中が満たされていました。
岡山県出身で18歳で大阪へ引っ越し、CDショップや古着屋で働きながら通ったのが、月に1度の四天王寺(大阪市天王寺区)の骨董(こっとう)市。好きなデザインの雑貨をこつこつ買い集めたといいます。
そして2006年、味園ビルに出会い、ビルにほれ込んでここで何かやりたいと、年内にバーを開いたそうです。
新店舗は、味園ビル向かいのビルで2月から再開する予定だそうです。