園児らの絵を投影 広島市唯一の国宝「不動院金堂」でリハーサル
毎日新聞
広島市唯一の国宝「不動院金堂」(同市東区)で30日、地元の園児らが自由な発想で描いた金堂の絵を投影するプロジェクションマッピングのリハーサルが開催されたそうです。本番は11月1、2両日の午後6~8時まで。
プロジェクションマッピングは市内にある比治山大・同大短期大学部とエリザベト音楽大の学生が企画。地元の歴史的建造物を舞台に、さまざまな世代が交流し、戦争の記憶を継承する機会にしたいと準備してきたといいます。
本番では、園児の他、地元の高校生、同大短期大学部の学生らが描いた絵がエリザベト音楽大の学生が手がけた音楽をバックに、実際の金堂の壁に映し出されるそうです。
金堂は戦国時代の1540年ごろ創建されたとされ、こけらぶきの屋根の曲線美が特徴。