「なんてこった、原本だ」　米大学にマグナ・カルタ　調査した英教授を取材　BBC News Japan

これまで非公式な「複製」と見なされていた、イギリスのマグナ・カルタ（大憲章）の写本が、実は本物の原本で、「世界で最も貴重な文書の一つ」だと考えられると、イギリスの学者らが発表したそうです。

このマグナ・カルタの文書は、米ハーヴァード大学ロースクールが１９４６年に２７ドル５０セントで購入。長年にわたり図書館で保管してきましたが、その「正体」は知られていなかったといいます。

しかし今回、中世史の教授２人が分析の末、これが１３００年にエドワード１世の治世下で作成され、のちに所在不明になったマグナ・カルタの極めて希少な原本の一つだと結論づけたそうです。何百万ドルもの価値があるといいます。