よみがえる「青ガエル」 東急線で活躍していた当時の姿を再現
毎日新聞
「青ガエル」の愛称で知られる東京急行電鉄5000系(初代)が往時の姿でよみがえりました。
総合車両製作所(横浜市金沢区)が技術伝承などを目的に1両の外観を復元。27日、報道陣に公開したそうです。
同社の前身である東急車輛製造が自主設計し、1954年から製造。東急東横線などで活躍したそうです。丸みを帯びた愛くるしい姿ですが、その中には当時の最新技術が詰まっていたといいます。
外観が復元されたのは56年製造のデハ5015。
この車両は97年に廃車となり、長野県内で保存されていましたが、2022年に横浜市金沢区の事業所に戻りました。80年の改造で取り外された前面下部の尾灯を復元したほか、塗装を緑色に戻すなど、東急で活躍していた当時の姿を再現したそうです。