人型ロボットがスケボーでスラローム…AIが筋肉の動きを学習
読売新聞
人型ロボットがスケートボードで蛇行走行――。
京都府精華町の国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で11日、そんな実演が行われたそうです。
ATRや京都大などのチームはロボットと共生する社会の実現を目指し、AI(人工知能)を搭載した人型ロボットの開発に取り組んでおり、その一環だといいます。
チームは、関節が100以上ある人間の動きを、関節の数が24のロボットで再現しようと考え、特に複雑な動きが求められるスケートボードを題材に研究を続けてきたといいます。
このロボットは身長1メートル52、体重40キロで中学生男子レベルの体格と筋力を備えている。スケートボーダーの動きや脳波、筋肉の動きを基に仮想空間でAIが模倣学習し、実際に速度を落とさずに操れるようになったそうです。