波間に浮かぶ「天空の城」竹田城跡 秋深まり雲海シーズン本格化
朝日新聞
「天空の城」で知られる兵庫県朝来市の国史跡「竹田城跡」(標高約350メートル)で11日早朝、雲海の上に城跡が浮かび上がる幻想的な風景が広がったそうです。
北西に竹田城跡を望む立雲峡の展望台には日の出前から多くの人が訪れ、大海原のように広がる霧の中から朝日に染まった城跡が現れると、感嘆の声があがったそうです。
秋から冬にかけて冷え込みが厳しい朝は、日中との寒暖差で水蒸気が水滴に変わり霧が発生しやすくなるといいます。風がなければ霧が盆地に滞留し、円山川から立ちのぼる水蒸気と混ざり合うことで山間を埋め尽くす雲海ができるそうです。