（番組HPより）
武田信玄は「戦国最強」と称される。なにゆえ信玄は強かったのか。歴史探偵がゆかりの現地調査、ＡＩシミュレーション、現代の軍事理論を駆使してその真因を調査する！

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戦国最強の武将といわれる、武田信玄の強さの秘密に迫った回です。

強さの秘密は、「富国強兵」にあると考えられるそうです。

「富国」という部分では、一つに、洪水が絶えない川を、信玄が堤防を築かせたことがあり、堤防によって川の流れを変えることで、安心して耕作ができる土地が生まれ、人々に生活が豊かになったということです。

「強兵」という部分では、現代の軍で用いられる「ミッション・コマンド」という軍事理論を、武田軍はできていた軍隊だったのではないかということです。

ミッション・コマンドは、リーダーが作戦の大方針を決定し、現場のこまかいことは現場に任せる、というものだそうです。

ミッション・コマンドを成功させるには、総大将の作戦意図を理解して、忠実に実行する家臣が必要になるということです。
武田のもとに有能な武将がそろったのは、信玄が自分の目で見て、判断して、登用して、家臣を育てたからだそうで、信玄自身がとても優れた武将だったことがうかがえました。