NHKヒューマニエンス「“死” 生命最大の発明」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「死は生命最大の発明」と語ったのがスティーブ・ジョブズ。そして科学者たちは「死」は、生命が進化のために獲得したシステムだという見解を見出ている。

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人間の死について、専門家やゲストを交えてさまざまな視点から語り合った回です。

一つは、どの時点をもって死と判断するかで、じつは境界線がはっきりしていないということです。法律では24時間内の火葬・埋葬が禁止されているそうですが、脳や心臓が活動を停止していても細胞レベルではまだ生きていて、過去に生き返った事例もあるそうで、生と死の境はあいまいだということでした。

また、不老不死についても語り合い、染色体の末端にあるテロメアと呼ばれる構造が鍵を握っているということでしたが、実験でこのテロメアをコントロールして老化しないようにしても、がん細胞が増殖する結果となり、不老不死に絶対させないシステムになっているということでした。

その一方で、体の中で1か所だけ不老不死の細胞があり、それが死と生命の進化に関係しているということで解説があり、死という概念がどこまでも神秘的で奥深いものに感じられました。
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