NHK歴史探偵「情報戦・日本海海戦」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
日露戦争の行方を決定づけた日本海海戦。勝利のカギとなったのは知られざる「情報戦」。バルチック艦隊捕捉のための情報ネットワークや無線記録から戦いの真相を検証する。

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今から120年前、1904年に勃発した日露戦争で、日本の勝利を決定づけた戦い「日本海海戦」の真相に迫った回です。

日本海海戦は、東郷平八郎率いる日本の連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を打ち破った戦い。
「東郷ターン」と呼ばれた敵前で急旋回する戦術など、巧みな戦術が勝利をもたらしたと伝えられてきましたが、じつはそうではなく、勝利のカギは「情報戦」にあったということです。

バルチック艦隊を阻止するには、いつどこに現れるのかが分からなければならず、まだテクノロジーが進歩していない当時、どのように情報を得ようとしていたのか解説がありました。

その情報収集は、日本全国で24時間体制で監視をするだけでなく、世界規模のネットワークで行われていて、想像以上のものでした。

その結果、バルチック艦隊がどのルートを通るかをついに特定でき、撃破しようとするのですが、そのまま作戦どおりにはいかず、じつは東郷ターンはいちかばちかのUターンだったそうで、何とか勝ったという感じでした。

それを軍は情報操作して、日本の作戦どおり完璧に勝ったと伝えたそうで、これまでのイメージがくつがえる戦いの真相でした。
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