NHK読書の森へ 本の道しるべ「ヤマザキマリ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
漫画家・画家・文筆家としてマルチな活躍を見せるヤマザキさん。
10代のころ画家を目指してイタリアに渡った時にあるきっかけから猛烈に読書にのめりこんだそう。読書は給油タンク、本は「ガソリン」というヤマザキ流の読書をたっぷり紹介する。

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ヤマザキマリさんが、自身の本棚や転機となった本を紹介した回です。

外国と日本を行き来する生活をされていて、東京の家の本棚にある本は、イタリア、ポルトガルの家にもあり、同じ本が置いてあるそうです。

小さい頃から絵を描くことが大好きで、高校を辞め、イタリア・フィレンツェに留学し、画家を目指したそうです。しかし、絵で食べていける見通しもなく、お金もなく、すべてに否定的で悲観し、地のどん底のようだったそうです。

そんな時、サロンで出会った老作家から、「本も読んでいないのか」と指摘され、安部公房の「砂の女」を勧められて、それから、むさぼるように本を読むようになったということです。

以来、本を読むことで満たされ、支えられ、次への持続力になったそうです。本は「栄養、ガソリン、ごはんより大事なもの」と言われて、ヤマザキさんにとって読書は、もはや単なる趣味ではない、生きるために必要不可欠なものでした。
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