NHKファミリーヒストリー「俳優・眞栄田郷敦~父千葉真一の遺志 飛躍の陰に先祖あり~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
父は千葉真一。今回の取材で生前郷敦に書き残した「書」が見つかる。そこには戦闘機のテストパイロットだった祖父から受け継いだ「覚悟」が込められていた。

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俳優・眞栄田郷敦さんの家族の歴史をたどった回です。

父方の祖父は、千葉県の農家の生まれでしたが、身体能力が高く、海軍に入隊。航空隊のパイロットになり、終戦を迎えるまでテストパイロットをしていたということです。

父の真一さんも、そんな運動神経の良さを受け継いで、体操に打ち込み、日本体育大学へ進学。3年後のローマオリンピックを目指していたそうです。
しかし、学費をかせぐための肉体労働で腰を痛め、夢をあきらめることになり、東映のオーディションをきっかけに役者を目指したということです。

真一さんが役者を目指す決意をしたとき、最初反対していた祖父は、
真一さんへ自筆の「書」を渡したそうです。そこには、要約すると「命を捨てる覚悟で前に進めば、必ず活路を見いだせる」という思いが込められていて、真一さんはその言葉を胸に役者の道をまい進したそうです。

今回、真一さんが郷敦さんへ渡そうとしていた自筆の「書」が見つかり、最後に紹介されましたが、祖父が真一さんに伝えたように、真一さんも郷敦さんに伝えようとされて、受け継がれる思いを感じました。
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