NHKダーウィンが来た!「撮ったぞ!激レア 世界最大のチョウ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
南太平洋のニューギニア島は「巨大昆虫の島」。とりわけ巨大なのが世界最大のチョウ、アレクサンドラトリバネアゲハ。昆虫写真家・海野和男さんが知られざる神秘の姿に挑む。

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ニューギニア島で、昆虫写真家・海野和男さんが、世界最大のチョウ「アレクサンドラトリバネアゲハ」の撮影に挑んだ回です。

アレクサンドラトリバネアゲハは、羽を広げた長さが30センチにもなるチョウで、限られた場所にだけ生息し、さらに数を減らしているという貴重な種でした。

サンタンカの花やつる植物を好むということで、その前で海野さんが待つも、なかなか姿を現しませんでしたが、忍耐強く待ち続けていると、ついに大きなメスが飛来し、その姿を捉えることができました。

巨大な羽でひらひらと飛んで、“トリバネ”の名前のとおり鳥のように大きなチョウでした。

さらに、羽化したばかりのオスに出会うことができ、幸運でした。オスは、メスより一回り小さいものの、姿が美しいと言われ、水色と黒の模様の羽がキラキラと輝いてきれいでした。

今、ニューギニアの熱帯雨林の森は、人が畑に変えることで破壊され、アレクサンドラトリバネアゲハが激減して絶滅の危機にあるということです。現地では様々な取り組みが行われていましたが、海野さんも言っていたように、このチョウが舞う風景がいつまでも続いてほしいと思いました。
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