NHKドキュメント20min.「超現代公園学入門」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
公園に誰もいない…。一体なぜこんなことに?増える禁止事項、悩む住民、苦慮する行政。しゃべる遊具「ブランコ先生」が贈る一夜限りの授業が開講!公園を再考する。

---
再放送を視聴。
公園の利用者は、50年前に比べ5分の1で、利用者が減っているということです。

その背景に、禁止事項が増えていることがあるそうです。
ボール遊び禁止、スケートボード禁止、花火禁止、合唱禁止、ベンチの長時間利用禁止など、あれもダメこれもダメと禁止看板だらけでした。

近隣住民から苦情を受け、行政がクレームや苦情の元をたつため、これだけ禁止事項が増えてきたということです。

ブランコなどの遊具にも、かつて事故が起きたことで、「6-12歳用」などのシールが付けられ、「立って遊ばない」「飛び降りない」など遊び方の指示まであるということでした。

遊具づくりに長年携わる方が、「最近の子供はみんな大人しくまじめに遊具に乗っている。何かに挑戦し失敗する。ちょっと痛い思いをするけど、もう一回やってみよう。こういう意欲が、成長に大事。」というふうに話していたのが印象的でした。

最後に、新しい取り組みをしている地域の紹介もありました。
その地域では、大人や子供が月に一度集まって公園の使い方を話し合い、住民たち自身で公園のルールを決めていて、公園のあり方の新しい方向性を示すものになりそうでした。
続きを見る >>