​NHK歴史探偵「ブギウギコラボスペシャル」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
歴史探偵とブギウギがスペシャルコラボ!昭和の大スター笠置シヅ子と激動の時代を読み解く。名曲「東京ブギウギ」誕生の秘密も紹介。

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笠置シヅ子さんの歌がなぜ時代に受け入れられたのか、読み解いた回です。

シヅ子さんは、歌って踊れる歌手のパイオニアで、当時の人たちには衝撃だったそうです。

そのようなスタイルの歌手になった背景には、ジャズがあったそうです。
シヅ子さんは13歳で大阪松竹座の少女楽劇団に入団しましたが、大阪松竹座があった道頓堀では当時ジャズが広まり、道頓堀ジャズと呼ばれて流行していたそうです。

その道頓堀ジャズにのめり込んでいた作曲家・服部良一が、東京の松竹楽劇団の副指揮者に就任してシヅ子さんと出会い、シヅ子さんは服部氏に導かれてジャズの歌声を物にし、やがてスイングの女王と呼ばれるようになったそうです。

それから大ヒットとなったのが、戦後に発表された「東京ブギウギ」で、8ビートのアップテンポの曲調や歌詞が、人々の心をつかんだそうです。

東京ブギウギは、戦後、前に向かって歩き出そうとする人たちに高揚感を与えたそうです。自身も弟を亡くすなど悲しい思いをしたシヅ子さんだからこそ、その歌声が、苦しい時代を歩んできた人々の共感を得たのではないかということでした。
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