NHKヒューマニエンス「“バーチャル” 無いものをあると思える力」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
メタバースなどで注目される「バーチャルリアリティー」。その起源ははるか太古にあるという。ヒトは“神話”や“貨幣”“国家”など、実態のない虚構の存在を信じることで、集団を維持、発展させてきた。

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再放送を視聴。
バーチャルリアリティー(VR)とは何かに迫った回です。

バーチャルの定義は、「実態を伴わないが、実質的には現実世界と同じ機能を持つもの」ということです。

じつは、人間が知覚している現実世界は曖昧で、その曖昧さをバーチャルリアリティーは利用しているそうです。

番組では、温かいそうめんを実際に食べるとき、バーチャル用のヘッドマウントディスプレイを付けて、その画面に表示されるラーメンや焼きそば食べた場合どうなるか実験をしたのですが、被験者は、そうめんを食べているのにラーメンや焼きそばの味がすると回答して、驚きでした。

この曖昧な特性を利用したものとして、かき氷の味は、いろいろなシロップの味がありますが、じつは全部同じ味で、色と匂いを変えているだけだそうで、ヒトが認知している現実世界はかなりあやふやなものだと思いました。

このように、バーチャルリアリティーは最近の技術ではなくて、はるか昔から使われてきたものだそうです。例えば、紙幣も、ただの紙切れなのに価値のあるものとし、こうした虚構の価値を当たり前のように共有することで貨幣経済は成り立っているということです。
今暮らしている社会が実態のない虚構によって支えられていることを知りました。
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