NHKワイルドライフ「カナダ 極寒の大地 巨大フクロウが見えない獲物を狙う」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
カナダのマニトバ州南部は、全身真っ白なシロフクロウをはじめ11種類ものフクロウが暮らす「フクロウ王国」。なかでも世界最大級のフクロウが、カラフトフクロウだ。カラフトフクロウの不思議な狩りの技を徹底解明。さらに、春、森の奥で繰り広げられるフクロウたちの懸命な子育てを見つめる。

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再放送を視聴。
カナダ・マニトバ州南部に息づくフクロウたちを見つめた回です。

11種類ものフクロウが見られる「フクロウ王国」だそうですが、冬は時にマイナス40℃にもなり、極寒の地を懸命に生きるフクロウたちの姿を映していました。

特にこの地を代表するフクロウが「カラフトフクロウ」で、大きいもので高さが80センチにもなる巨大なフクロウでした。頭でっかちでずんぐりとした体型で、お皿のような大きな顔が特徴的でした。

じつはこのお皿のような大きな顔は、パラボラアンテナのような役割をして優れた集音能力があり、カラフトフクロウは、音を頼りに獲物を狩るということです。冬場、雪の下にいて全く姿が見えないネズミを、かすかに動く音から位置を探して捕まえることができ、驚くべき聴覚でした。

春の繁殖の季節は、フクロウたちの子育てを見つめました。
カラフトフクロウの巣にもヒナたちが産まれているのが確認され、母親が巣でヒナたちを守りながら世話をし、父親が獲物を探して渡し、かいがいしく子育てをする様子が見られて、厳しい自然の中で懸命に命をつなぐ姿がありました。
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