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番組HPより)
美大の名門・武蔵野美術大学。この秋、年に一度の「芸術祭」が3年ぶりに観客を入れて開かれた。芸術祭が始まるまでの3日間、アートに情熱を注ぐ若者たちの青春グラフィティー。
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東京都小平市の武蔵野美術大学で、芸術祭に向けて作品制作をする学生たちを見つめた回です。
ここの芸術祭は全国の美大の中でも最大規模で、直前の1週間は授業が休みになるほどだそうで、熱心に作品制作に打ち込む学生たちの姿があって「青春」という感じがいいなと思いました。
学生たちが作るのは、巨大なキリンのオブジェや、不思議な動物の彫刻など、なんともユニークでした。
お話をうかがうと、就職を考える時期で、「将来アーティストになって成功するとは限らず、でも好きな芸術の仕事をしたい」という思いなど、悩みや葛藤を抱える学生たちの声が聞かれました。
その中で、絵画を制作する1人の女性も、将来に不安を感じていましたが、いま自分の力を出し切って全力で絵を描く経験のほうが大事と考えて、絵を描くことにひたむきに向き合おうとして印象的でした。