NHK超・進化論 (2)「愛(いと)しき昆虫たち ~最強の適応力~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
最先端の科学で“新しい進化の物語”に迫るシリーズの第2集。
世界に100万種!地球上のあらゆる場所に進出した昆虫が主役。

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新しい進化の物語に迫るシリーズの第2集、昆虫の回です。

地球上の全生物200万種のうち、哺乳類600種、植物40万種ですが、昆虫は100万種で圧倒的に種類が多いそうです。昆虫は、地球上のあらゆる場所にすみ着き、その種を爆発的に増やしてきたそうです。

これほどの種の爆発をもたらした進化の鍵は、適応力だということです。

昆虫の適応力の第1は、飛ぶことで、昆虫の9割以上は空を飛ぶそうです。生物で初めて空に進出したのは昆虫で、鳥と違って羽の形や飛び方を多種多様に変化させ、あらゆる空間に適応したということです。

昆虫の適応力の第2は、幼虫から成虫へまるで別の生き物のように生まれ変わる「完全変態」だそうです。完全変態により、大人と子供がまったく違う生き方をすることが可能になり、さまざまな場所に適応して、すむ場所を広げていくことができたということです。

昆虫のほとんどはまだ発見されておらず、実際の種数は400万とも1000万とも言われていて、どの種がどんな役割を果たしているのか、まだまったくと言っていいほどわかっていないそうです。
そんな中、人間の活動によって毎年2.5%の速さで昆虫が姿を消しているというのは、悲しい現実でした。
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