​NHKさわやか自然百景「北海道 赤岩青巌峡」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
木々の間から巨岩が突き出た不思議な森がある。北海道・占冠の渓谷、赤岩青巌峡の森だ。岩だらけの大地に広がる独特な森で、つむがれる命の営みを見つめる。

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初夏、北海道・赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)の渓谷の森に息づく生きものたちを見つめた回です。

渓谷の斜面を巨大な岩が形づくる森が広がる独特の景観で、チャートという地質の赤い岩石が多いことが名前の由来だそうです。

そんな岩だらけの森では様々な生きものが暮らしていて、岩の隙間では、キクガシラコウモリという体長7センチほどの小さなコウモリが、天井の岩からぶら下がってひっそりと暮らす姿が見られました。

岩石が積み重なった土壌のため、倒れたり枯れたりした木が多いのも特徴で、キツツキの仲間オオアカゲラは、こうして朽ちた木を巧みに利用して暮らしていました。
朽ちた柔らかくなった枯れ木は、穴が掘りやすく巣として利用でき、
また虫が住んでいるのも朽ち木のため食べ物も豊富で、キツツキにとって恰好の環境だということです。

岩だらけの独特な森が育む環境が、多くの生きものたちを支えていました。
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