​ NHK生きもの地球紀行「奄美大島の森 初めて見るクロウサギの子育て」

- 映画・テレビ鑑賞
(番組HPより)
鹿児島県の奄美大島には、「東洋のガラパゴス」といわれるほど独自の進化をとげた生物が数多く生息する。なかでも、国の特別天然記念物第1号である「アマミノクロウサギ」はその代表格。番組では神秘のベールに包まれたアマミノクロウサギの生態を、子育てを中心に見ていく。

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1999年放送の再放送を視聴。
奄美大島の森にいるアマミノクロウサギの暮らしを観察した番組です。

アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島にしか生息していない固有種で、大きさ45センチほど、黒い毛に覆われた可愛らしいウサギでした。原始的なウサギに見られる特徴という小さい目、短い耳を持ち、足が短いのも特徴ということです。

地元の写真家が固定カメラで撮影したクロウサギの活動の様子が紹介され、その暮らしぶりに触れることができました。

その中で、子育てが独特でした。
アマミノクロウサギは1匹だけしか生まないそうで、アナウサギの仲間ではとても珍しいそうです。土に穴を掘って巣穴にしているのですが、自分の巣穴とは別に子育て専用の巣穴を作って育てるということです。ハブやマングースなどの外敵に見つからないように、赤ちゃんが入る子育て用の巣穴は普段は土で入念にふたをして子育てをしていて、1匹の子どもを大切に育てる愛情深いウサギだと思いました。
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