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番組HPより)
静岡県の大井川。大雨のたびに洪水を起こす暴れ川を相手に人々が生んできたものとは?タモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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静岡県の大井川を訪れ、お題を解き明かした回です。
大井川は、古くから水量が多く、流れも急で、越すのが大変な川だったそうです。そんな難所の川ですが、江戸時代、江戸の防衛上の理由などから、橋をかけることや、舟で渡ることは禁止されていたということです。
では、どうやって旅人は川を渡ったのか?
答えは、「川越人足(かわごしにんそく)」という旅人を人力で運ぶ職業の人たちがいたことでした。川越人足たちは、旅人を台に乗せて複数人でかついだり、1人で旅人を肩に乗せて川を渡ったりしたということです。
明治になると、川越制度は廃止され、橋がかけられるようになったそうです。明治12年に造られた蓬莱橋(ほうらいばし)は、ギネス認定されている「世界一長い木造の歩道橋(約897m)」で、風情があって素敵な橋でした。
大井川の上流域も訪れ、そこでタモリさんが念願の大井川鉄道に乗ることができて、大満足な様子で微笑ましかったです。