​NHKネコメンタリー「藤井太洋とゴローとジジとペンタ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
3匹の猫に翻弄されながら近未来の世界を描きだす、藤井太洋。そこにはいつも「三匹三様」の猫たちが寄り添う。時に癒され、時に爪を立てられながら、キーボードに向かう日々。

---
SF作家・藤井太洋さんと3匹の猫たちとの日々をつづった回です。

奄美大島出身の藤井太洋さんは、ソフトウェア開発の仕事を経て、作家に転身。きっかけは東日本大震災で、拡散するデマなどに考えさせられ、小説家を志したということです。

執筆に使うのは、プログラミングを応用したお手製のソフトで、品詞ごとに色分けされていて、そのカラフルな文字が連なる画面がSFの世界という感じでした。

主人公は自分の分身で、いつも閉塞感みたいなものは打ち破っていきたいなと思って書いているそうです。

そんな藤井さんに寄り添うのが、3匹の猫たち。
わがままで甘えん坊のゴロー(18歳オス)、繊細で内気なところがあるジジ(18歳メス)、いつも自由気ままなペンタ(13歳オス)。三匹三様で、それぞれ個性的でした。

番組で朗読された書き下ろしエッセイが、「猫はどこからきて どこへ行くのか?」というタイトルで、大昔にアフリカから渡ってきた猫たちが、将来、ある場所へ向かうことを想像したもので、SF作家ならではの想像力をかき立てるお話でした。
続きを見る >>