（番組HPより）
大河ドラマで注目の今川義元。実は戦国屈指の戦略家だった姿が見えてきた！将軍家、歌人を駆使した巧みな策略、そして桶狭間の戦いに秘めた義元の知られざる野望に迫る。

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徳川家康に大きな影響を与えたとされる戦国武将、今川義元の実像に迫った回です。

義元は桶狭間の戦いで織田信長に敗れ、優れた武将のイメージがありませんが、実はそうではなく、戦国屈指の戦略家だった姿が最新研究から分かってきたということです。

義元の人生にはたくさんのピンチがあったそうですが、驚くような戦略で切り抜けたそうです。番組では３つの大きなピンチを取り上げて、その実像に迫りました。

その３つのピンチとは、「兄弟での家督争い」「周りは強敵だらけ」「桶狭間の戦い」でした。

このうち２つ目は、領地の周りが武田氏や北条氏など強敵だらけで、
今川氏の領地は厳しい場所にあったそうです。

そこで義元がおこなった戦略が、京から有名な歌人を招いて、武田氏の歌会に参加させるなどして、内情を探ったと考えられるそうです。
こうして近隣諸国の内情を知り尽くした義元は、今川・武田・北条の三国同盟を結んだそうです。この同盟は１０年以上に及び、戦国では異例の長さで、完成度の高い同盟だったということです。

武力でなく文化を駆使して外交戦略をするなど、したたかで知略に優れた武将だった姿が見えてきて興味深かったです。