NHKドキュメント72時間「山口・防府天満宮 人形にさよならを」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
山口県にある防府天満宮。人形を引き取って、おはらいする“人形感謝祭”が、年に1度行われる。期間中、人形やぬいぐるみを納める人が次々にやってくる。さよならのとき、みんなどんな思いを抱くのか。

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山口県の防府天満宮に、人形を納める人々を見つめた回です。

人形感謝祭が年に1度行われ、2月の期間中、人形を引き取ってくれるそうです。集められた人形は、最後にお祓いされ、それから欲しい人にもらってもらうという習わしでした。

人形や段ボールを抱えて、次から次へと持ち込む人々の姿がありました。コロナによる断捨離で、今年は特に多いということでした。

引き取れる人形は、ひな人形や五月人形が多いそうで、子供が大きくなってそろそろ手放すことにした、という話が多く聞かれました。

持ち込まれた人形やぬいぐるみには、部分的に欠けたり色あせたりして年季が入ったものが幾つもあって、長い年月を共に過ごした愛着が感じられました。静かに役目を終えて、持ち主の元を離れていく場面にしみじみとしました。
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