​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「和歌山・紀の川市粉河~止まった時が動くカフェ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
人と建物、互いの止まった時を動かしたカフェ。

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、和歌山県紀の川市にあるカフェを訪れた回です。

そのカフェは、レンガ塀に囲まれた敷地に立つ、築106年の立派な純和風建築の建物でした。内部は、土間と座敷をカフェスペースにした広い空間で、装飾された階段手すりや、笠天井と呼ばれる笠の骨のようなユニークな天井など、細部まで装飾や細工が施されていて豪華なつくりでした。

主人公は、誰が建てたのか当てようとしますが、なかなか当てられず、最後にお店の方からヒントをもらって、ようやく当てることができました。

紀の川は江戸時代から綿織物が盛んな地で、大正時代に建てられたこの建物は、綿織物で財を成した人物の邸宅でした。

この建物は長年使われずにいましたが、ひきこもり支援を行う社会福祉法人が2014年にカフェをオープン。社会から距離を置いていた若者たちがこのカフェで働く取り組みをされていました。

タイトルの「止まった時が動くカフェ」には、建物と人、2つの止まった時が動き出しているという意味が込められていました。
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