NHKドキュメント72時間「大阪 昭和から続くアパートで」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
大阪港近くに並ぶ3棟の古びたアパート。アパートには住人が集まるたまり場があり、朝からお酒を飲む人も。移り変わる時代の中、変わらずに続くアパートの日々を3日間、見つめる。

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大阪・住吉区にある築50年以上のアパートに住む人たちを見つめた回です。

3棟並んだ建物は1965年(昭和40年)築で、昭和の雰囲気が残る古いアパートでした。

このあたりは工業地帯で造船業が盛んだったため、当時、多くの労働者が移り住んだそうです。時代と共に造船業は衰退しますが、アパートは残り続けました。そのため、このアパートの住人も、元職人が多いそうです。

3棟全部で150戸あり、その半分の約70世帯が暮らしていて、住人の多くは1人暮らしということです。

アパートの1階には、ちょっとした集会所があり、そこに住人たちが毎日集まってお酒を飲んだりしながら陽気に雑談をして、にぎやかでした。

お話をうかがうと、事故でけがをして職人の仕事を失った男性や、身内が亡くなって独り身になった女性など、いろいろな道のりを経てここで暮らされていて、そんな人たちの心の拠り所になっているアパートだと思われました。
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