​NHK最後の講義「経営者・元ソニー社長 平井一夫」

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番組HPより)
平井さんは音楽が好きで子会社のレコード会社に。30代に転勤したアメリカでゲーム機会社を手伝う中で、35歳で米国支社の社長に。混乱する会社を再建し、ゲーム機全体の社長に。そして巨大企業が赤字で危機的状況になる中、51歳でグループ全体の社長に。なぜ激動の人生に?難題を託され、なぜ再生できたのか?完璧な人間は必要ない?間違えたら謝る?社長の後の意外な転身?誰もが自分の人生の社長?人生で大切なヒントが満載

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元ソニー社長の平井一夫さんが、母校の大学で講義した回です。

リーダーシップとはどういうことなのか、を中心に組織やビジネスについて、自身の経験を交え、いろいろな話をされて、ためになりました。

リーダーの要件としては、仕事ができることよりも、人としてリスペクトできる正しい人間になることが大事だということでした。

また、リーダーは完璧な人間である必要はない、弱みがあってもいいじゃないか、というのが平井さんの持論だそうです。いろんな人から異なる意見が聞けるように、信頼関係を築いて、言ってくれる環境、言える環境を作ることが大事だということでした。

最後に、集まった若者たちに、「(みなさん会社のリーダーになるか分からないですけれども)あなたの人生のリーダーはあなたですから」
「何が自分にとって大事か、自分は何がしたいんだろう、ということを考えることが大事で、それに向かって進んでいくためにはどうしたらよいのか、ぜひ考えてほしい」と話されていたのが印象的でした。
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