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番組HPより)
旅の舞台は、農業王国・北海道十勝。「♪日本一の豆の国・十勝平野にカネが降る」“豆の唄”が語る「豆」が十勝にもたらした空前の繁栄。巨万の富を築く人々が現れる一方で、豆に翻弄され「天国と地獄」を繰り返した歴史があった...豆に熱狂し、豆に苦しみ、それでも未来を切り開き、いかにして日本の食を支える現在の農業地帯を築き上げたのか?繁栄と苦難が交錯する「農業王国・十勝」発展の秘密と人々の知恵、挑戦の歴史に迫る!
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北海道・十勝地方を訪れ、旅のお題「なぜ十勝は日本一の農業王国になったのか?」を解き明かした回の後編です。
今回、十勝の農業が発展していったカギは「豆」にあるということで、その謎を解き明かしました。
大正時代、第一次世界大戦の影響でヨーロッパの豆が減少し、十勝では豆を海外に輸出し、巨万の富を築く者が現れたということです。
しかし、十勝の人々が豆に頼りきりになった結果、大ピンチになったそうです。
豆は冷害や凶作に大きく左右される作物で、その年の天候によって収穫量が大きく変わるため、豆だけに頼る農業は、リスクと隣り合わせだったということです。
そこで、豆に頼る農業を変えるため、砂糖の原料となる「てん菜」に着目。てん菜は冷害に強く、十勝の寒さを味方にできる作物で、安定した収入になる作物だったそうです。
しかし今度は、同じ畑で同じ作物ばかり作っていると、土地がやせてくる「連作障害」の危機に陥ったそうです。作物が好みの養分ばっかり吸って、土の中の栄養バランスが崩れ、結果的に、だんだん作物が育ちにくくなってしまうということです。
そこで十勝では、同じ畑で同じ作物を続けて作らないように、異なる作物を毎年順番に作る「輪作」を行うように。小麦、てん菜、じゃがいも、豆類の4品目の輪作が十勝の基本となったそうです。
幾度もの危機を乗り越え、現在のいろいろな作物が栽培されるパッチワークのような風景が見られることがよく分かりました。