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番組HPより)
19世紀後半に欧米で巻き起こり50年続いたジャポニスム。単なる日本ブームではなく西洋の生活スタイルや文化にまで影響を与えた現象の真相に、現地ロケやVR調査で挑む
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19世紀後半、パリを中心に欧米で50年続いた日本ブーム「ジャポニスム」を調査した回です。
ジャポニスムは、日本の浮世絵や着物がヨーロッパで大人気になり、それに刺激を受けて新しい西洋文化が広がったものだということです。
1867年のパリ万博での日本の展示をきっかけに、こうした日本の文化が知られるようになったそうです。
特にパリではジャポニスムが盛んで、浮世絵や着物、うちわなどが、パリの女性たちの部屋を飾る装飾品として使われたそうです。
ジャポニスムは、音楽やファッションにも影響を与え、特にもっとも大きな影響を与えたのが、ゴッホやモネなどの西洋絵画だそうです。
このうちゴッホは、浮世絵に一目ぼれし、400点以上を収集。浮世絵に刺激を受けた描いた絵画は、浮世絵の手法をただ真似るのではなく、
独自の作品へと高めていったそうです。
絵画をはじめ、さまざまな分野でジャポニスムの影響を受け、新しい西洋文化として花開いたことを知りました。