（番組HPより）
長野県を代表する川、千曲川。新潟県に入ると信濃川と名前を変えて日本海に注ぐ、日本一長い川である。その源流点は長野県東部、甲武信ヶ岳の標高２２３０メートルの山腹にある。初夏の千曲川源流域で命の躍動を見つめる。

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初夏、長野・千曲川の源流域に息づく生きものたちを見つめた回です。

山の奥に、山に蓄えられた水が少しずつしみ出す場所があり、ここから日本一長い川が始まるということです。

その周りはコケに覆われた深い森で、コケを集めて巣作りをするミソサザイや、清らかな渓流を泳ぐイワナなど、躍動する生きものたちの姿が見られました。

この時期、渓流の沿いのヤナギの木からは、「柳絮（りゅうじょ）」と呼ばれる綿毛に包まれたヤナギの種が風に舞って飛ぶ様子が見られましたが、渓流の上の白い粉雪が舞っているような光景で幻想的でした。