NHK100分de名著「デュルケーム“社会分業論” (2)自律的個人はこうして生まれた」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
古代社会は、血のつながり、祖先の崇拝、習慣などの「集合意識」を共有することで強固に結びつけられた社会だった。ところが、近代化により大きな変化が起こる。

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デュルケームの「社会分業論」を読み解くシリーズの第2回です。

今回は、自由で自律的な個人を生み出した、近代社会のメカニズムに迫りました。

古い社会は、人々の間に共有された慣習や価値観で結ばれていたということです。デュルケームは、その共有されている価値観を「集合意識」と呼びました。

ところが、近代の社会は、古い社会にいた人々を吸収してどんどん拡大。
すると、かつては社会の集合意識が担っていた人々の価値判断は、一人一人の独自の選択にゆだねられることに。そうして人々は 次々と自律的な個人に変わっていったそうです。

このように、社会が変わって、社会に適応するかたちで「個人」が誕生したということです。

人々は自ら求めて「自由」を勝ち取ったのではなく、気がついたら「自由」になってしまっていたということでした。
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