​NHKさわやか自然百景「北海道 石狩平野の防風林」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
札幌の近郊、石狩平野北西部の市街地の脇に、特別な防風林がある。かつて平野の低湿地を覆っていた森を一部残すことでできたこの防風林には、背の高いヤチダモなど湿地の植生が残る.。都市近郊に残された防風林で世代をつなぐ、生きものたちを紹介。

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初夏、北海道・石狩平野の防風林で、生きものたちの命の営みを見つめた回です。

市街地の脇に直線状に伸びる幅80メートルほどの林で、かつては湿地や森でしたが、明治時代の開拓の際に、防風林として残されたということです。

初夏、この林で子育てをするため、キビタキやコムクドリなど多くの渡り鳥がやってきていました。

枯れた木では、キツツキが開けた昔の巣穴を、自分では穴を掘れない鳥たちが巣として再利用するそうで、ゴジュウカラとニュウナイスズメが巣穴を巡って争う場面も。

また、30メートルを超える大きな木の上の巨大な巣では、オジロワシの親鳥がヒナたちに食べ物を運んで子育てする様子が見られ、人の暮らしのすぐそばに残る貴重な林が多くの鳥たちを支えていました。
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