NHKブラタモリ「加賀百万石と東大▼奇跡の赤門&大名庭園!前田家が残した“宝”」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回の舞台は東京大学▼江戸時代の加賀藩の大名屋敷跡に作られた東大本郷キャンパスで、加賀百万石の前田家が残した“宝”に迫る!スタートは東大のシンボル・赤門から。そもそもなぜ赤い?

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東京大学に加賀藩・藩主 前田家が残した“宝”に迫った回です。

東大は、加賀藩の大名屋敷の跡地につくられたそうで、さまざまな“宝”と言えるようなものが残っているということで、それが何か解き明かしました。

その一つが、赤門だそうです。なぜ赤いのか?

それは、11代徳川将軍・家斉の娘「溶姫」が前田家に嫁いだときにつくられた門で、徳川将軍家の娘と結婚するとき、朱塗りの門を建てる習慣があったということです。

お姫様が亡くなると、朱塗りの門は取り壊さなければならないそうですが、溶姫が江戸時代が終わる大政奉還の翌年まで長生きしたことで取り壊されずに済み、さらに、昭和の戦火も乗り越えたということで、奇跡的に残った門でした。

大学の敷地内を巡ると、夏目漱石の小説「三四郎」に登場したことで「三四郎池」と呼ばれる大きな池がありました。この池も、大名庭園だった池で、加賀藩の大名屋敷の痕跡でした。

このほかにも、交通の要衝で高台にある立地の良さや、ひっそりと残る迎賓館などについて解説があり、まさに前田家が残した“宝”というのがよく分かりました。
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