​NHKさわやか自然百景「朝日連峰 夏」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
山形と新潟の県境に標高1500メートルを超える山々が連なる朝日連峰。夏、稜線付近には雪がとけ切らず大量に残るとともに、山の上はヒナザクラやヒメサユリなどの花々に彩られる。恋の季節を迎えたビンズイなど鳥たちがさえずり、雪どけ水が流れ込む池ではカオジロトンボが次の世代に命をつなぐ。一方、山麓のブナの森では、夜行性のヤマネが好物の昆虫や果実を求めて盛んに動き回る。多様な命が輝く夏の朝日連峰を訪ねる。

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山形と新潟の県境に連なる朝日連峰で、夏、躍動する生きものたちを見つめた回です。

1500m級の山々の稜線付近の斜面には、雪が解け切らずに所々に残る中、限られた場所でしか見られないヒナザクラやヒメサユリなどの花々が咲き、短い夏の間だけ現れる花園が広がっていました。

鳥たちは恋の季節を迎え、繁殖のためにふもとの森から山の上にやってきたビンズイや、ハイマツの茂みで子育てをするカヤクグリが見られました。

またこの時期、ツキノワグマが芽吹いたばかりの植物を求めて稜線付近まで登ってきて、斜面で若草を食べる様子が見られ、ある日には、残雪の上に寝そべって、気持ちよさそうに体を冷やしている様子が見られて、多様な生きものが躍動する姿がありました。
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