NHK歴史探偵「危機一髪 真田一族」

- 映画・テレビ鑑賞

番組HPより)
戦国乱世から江戸時代にかけて危機一髪の連続だった真田一族。巨大勢力に囲まれながら生き抜くことができたのはなぜだったのか。その秘密を徹底調査する。

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戦国から江戸時代まで、真田一族がどのように生き抜いたのか、調査した回です。

戦国時代、真田家は、もともとは武田信玄に仕えていましたが、織田信長によって武田家が滅亡。真田の領地は、上杉・織田・徳川・北条の4つの巨大勢力に囲まれていて、最初の危機に陥ったということです。

この時、当主の真田昌幸は、まず北条に従いますが、その2か月後には織田信長に従い、さらに2か月後に上杉に従い、その2か月後に徳川に従い...と、従う先を目まぐるしく変えて、この窮地を生き抜いたということです。

これを可能にしたのが「真田忍者」で、忍者を使って他国の情報を収集することで、先を読んだということです。

最大の危機が「関ヶ原の戦い」で、東軍・西軍どちらにつくかで一族の存亡が決まる戦でした。

ここで真田がとった選択が、西軍に昌幸(父)と幸村(次男)、東軍に信之(長男)がついて、二手に分かれることで、どちらが勝っても家が残る策。結果、東軍が勝利し、信之が家を継いで守ったそうです。

優れた情報収集力と大胆な戦略で、厳しい時代をしたたかに生き抜いた一族でした。
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