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番組HPより)
金属加工で知られる新潟・三条市の水源の山、番屋山。中腹にある雨生ヶ池には悲恋の伝説が残る。怪我をした男性を看病をしていた娘が恋に落ち、名残惜しさから服に赤い糸を縫い付けた。糸を頼りに男性を追うとその正体は池にすむ大蛇。ところが縫い付けられた針で大蛇は死んでしまう。以来“あるもの”を持って池に近づくと大水が出ると言われ、その持ち込みを厳しく取り締まったというのだ。その“あるもの”とはいったい?
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新潟県三条市の番屋山(ばんやさん)に、吉田類さんと地元出身の元タカラジェンヌ・越乃リュウさんが登った回です。
番屋山は、三条市を流れる五十嵐川の水源になっている山で、雨の神様として信仰されているのですが、中腹の池には大蛇の死にまつわる悲しい伝説があり、以来、この山には“あるもの”を持ち込むことが禁じられているということです。
その“あるもの”とは何か、考えながら登りました。
登っていくと、ブナの原生林が広がっていて、ブナは保水力が高く「緑のダム」とも言われ、これが番屋山の水の豊かさの源になっているということです。
伝説が伝わる池にたどり着くと、案内人の方から、タブーとなっている“あるもの”の解説がありました。
あるものとは、のこぎりやなたなど金物のことで、木を切る道具を持ち込むことが禁じられているということです。
番屋山から流れ出る五十嵐川はかつて暴れ川で、たびたび洪水があり、木々を切ることによって山の水が蓄えられなくなって水害が発生した経験から、治水のために金物を持ち込まないようにしたということでした。
昔の人々の水に対する畏敬と畏怖の思いがあって、このような大蛇の伝説が生まれたことを知りました。