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番組HPより)
高知市を東西南北に貫いて隣の市町まで。開業から121年、地域の人たちの暮らしを支えてきた路面電車に乗り込んだ。通勤、通学、病院に買い物、生活のために必要だから乗るのだけど、聞くといろいろな事情が。さまざまな人生をのせて走る路面電車でともに揺られながら、乗り合わせた人々と過ごす3日間の旅。
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高知を走る路面電車に乗る人々を見つめた回です。
2車線道路の中央に敷かれたレールを、レトロな1両の電車が走って、ゆっくりとした時間が流れている感じがあって、のどかな雰囲気でした。
通勤や通学、買い物など、さまざまな人たちが利用していて、とても身近な生活の足になっていました。
その中に、熱心に読書をする児童福祉の40代の男性がいて、お話をうかがうと、電車の中だと読書がはかどるということでした。
昔から本を読んでいて人生の一部だそうで、「こういう時間は貴重。家だと読まない。」と話して、自宅の最寄りまでの約40分、男性にとって、ただの移動手段ではなく、一人になれる大切な時間になっているようでした。