​NHKヒューマニエンス「“健康寿命” 見えてきた謎のトライアングル」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
健康上の問題で制限されることなく生活できる期間「健康寿命」。この健康寿命に関連して最先端研究を行うのがアメリカ、ワシントン大学の今井眞一郎さんのチームだ。今井さんは2000年、サーチュインと呼ばれる遺伝子が老化を抑える上で重要な役割を果たす可能性を報告し注目を集めた。そんな今井さんが今挑んでいるのが、健康寿命を支える「トライアングル」の謎。脳と筋肉、脂肪が密接に働くというものだ。その正体に迫る。

---
健康寿命の研究の最前線を追った回です。

先ず、サーチュインと呼ばれる遺伝子があり、老化を抑える上で重要な役割を果たすことが分かってきているということです。

また、サーチュインが働く脳の場所が「視床下部」で、視床下部と脂肪の組織、視床下部と筋肉の組織、が連絡を取り合っていて、この脳と脂肪と筋肉のトライアングルのコミュニケーションが、健康寿命に重要なことが分かってきたということでした。

サーチュインを活性化する食事の紹介もあり、重要なポイントは「何を食べるか」ではなくて、「いつ食べるか」だということです。

これは、「時間制限食」と呼ばれるもので、朝・昼・晩、ある一定の時間内にごはんを食べ終えるものだそうです。

「サーカディアンリズム」と呼ばれる、私たちの体は約24時間で周期を繰り返す自然のリズムを持っていて、このリズムが健康寿命にとても大切で、時間制限食がサーカディアンリズムを整えるということです。

さらに、朝・昼・晩の中の前半(朝~昼)に、一番大きなカロリーを取ることがより効果を強めるそうです。
ゲストの今井教授や作家・平松洋子さんらは、朝食にステーキなどの夕食相当の食事をして、夜はお酒とナッツなどの軽食で済ませているそうで、普通の人と真逆の食事を実践されているということでした。
続きを見る >>